インタビュー: 細貝萌選手
ザッケローニ監督の就任直後から、3-4-3布陣について大騒ぎが続いてきた。しかし、監督本人は「あくまでもオプションだ」と述べ、去る7日の親善試合ベトナムでは同システムを再びトライしたものの、日本のパフォーマンスがいまいちで苦戦したため、本日のW杯予選タジキスタン戦ではメインシステムの4-2-3-1に戻るだろう。
日本の戦術やフォーメーションについて、MF細貝萌選手とお話した。
ベトナム戦は辛うじて1対0で勝ちましたが、もう一度3-4-3を試してみることが出来ました。結果以上に、大きな意味があったのでしょうか。
3-4-3でスタートしようとミーティングでも言っていたので、新しいシステムで修正をしながらプレーしようということでした。もちろん、もっとチームとして出来ることもあると思いますし、個人的には代表でスタメンで出るのが久しぶりだったので、いつも通りプレーしようと思っていました。ボランチで出たので、もう少し長谷部さんとのバランスだったり、デフェンスラインとの距離感だったり、というのをもっと意識しないといけないと思いました。
これまで、遠藤・長谷部のダブルボランチがメインでしたが、2人ともどちらかと言えばクリエイティブな選手と言えるでしょう。細貝選手が入りますと、中盤にもう少しバランスを与えられますか。
僕に関しては、やっぱり2人みたいなプレーは出来ないんですし、2人からもちろん得るものもすごくたくさんあります。その中で、出来ないことは出来ないので、出来ることを精一杯やろうという気持ちで臨みました。チームは、結果1対0で勝ちましたけど、やっぱりもっと点を取らないといけないですし、ピンチのシーンも何度かあったので、こういうのでいけないなと思いました。
監督は、3-4-3はオプションとして考えられるというふうに述べています。現時点では、W杯予選などでオプションとしても使える状態にありますか。
3-4-3に関しては、僕は試合にいたのは今回、スタメンで出たのがもちろん初めてでしたから、また試合をこなしていけば、チームがみんなフィットするのかなと思います。監督もオプションとして3-4-3を持っておきたいという話をしていたので、やっぱりその3-4-3になったら、しっかりとチームがそれを理解して戦うことが大事なのかなと思います。
報道陣はシステムに関して少し大騒ぎになりがちかもしれませんが、選手としては気になることですか。
システムですか?いや…やっぱりミーティングだとか、事前に監督から話がありますし、選手の中でこんな話をしていることは全くないかなと思いますね。
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