やっぱりキング・カズ
昨夜、サッカー関係者が東北の地震と津波に対するチャリティマッチを開催し、90分間の間、日本国民は笑顔を取り戻すことができた。
ニュージーランドとの親善試合の代わりに日本代表はJリーグ選抜「Team as One」と対戦した。選抜チームのウェアはFIFAのフェアプレイロゴの黄と青だったが、それは震災で被害を受けたベガルタ仙台のチームカラーでもあった。
代表は2対1で勝利したが、いくつものクラブのサポーターが国民として団結し、ともに声をあげるという感動的な状況においては結果は大きな問題ではない。
実際、スーパースターである三浦カズがTeam as Oneにもたらした絶妙なゴールがゲームのハイライトであったことは疑いようがない。
後半残り10分にすべての観衆が待ち焦がれた瞬間が訪れた。“キング・カズ”、Jリーグの最年長プレイヤーが東口順昭からゴールを奪い、“カズダンス”を披露したのである。
カズは、被災者に対してこのようなコメントを贈った。
「どこに行っても『44歳だ』って言われますし、そんな中で今本当に苦しんでいる人たちには諦めてほしくない。僕はサッカーで諦めたことはないし、(これからも現役を)続けたいなと思っていますから、そういう形で(メッセージを)届けられたらと思います。」
ザッケローニもカズを讃えた。「私はゴールを決められるのは嫌いだが、私のキャリアの中で相手に決められて嬉しかったのは今日が初めてだ。」
Team as One監督のスコイコビッチは、「この試合は重要な試合だった。被災された方々、お亡くなりになった方々、そして世界の人々に対して『われわれは1人ではない。団結しているんだ』ということは伝えられたと思う。『いつも一緒だ』ということが、メッセージとして世界に伝わったんじゃないか。」
募金リンク集
日本赤十字: http://www.jrc.or.jp/
英国赤十字: http://www.redcross.org.uk/JapanTsunami
米国赤十字:
Global Giving: http://www.globalgiving.org/projects/japan-earthquake-tsunami-relief/
日本ユニセフ協会: http://www.unicef.or.jp/
※上記はベン・メイブリーのブログ記事「King Kazu sparkles as Japan remembers victims of Tohoku earthquake」からの抜粋です。全文は英語版へアクセス下さい。ポッドキャスト版もあります。
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コメント
カズの言葉は本当にカッコイイ!!日本の1日も早い復興と彼の今後の活躍を祈る。
投稿: ぐんじぃー | 2011年4月19日 (火) 13時26分